伊豆大島は元町港と岡田港どっち?今日の玄関口は、海が決める。
はじめに|船を予約したのに、着く港がまだ分からない?
伊豆大島行きの船を予約した。
でも、
到着するのが元町港なのか岡田港なのか、まだ分からない。
初めて大島へ来る方には、
少し不思議に感じるかもしれません。
伊豆大島には、東海汽船の船が発着する主な玄関口として、
元町港と岡田港
があります。
どちらを利用するかを、
旅行者が予約時に選ぶわけではありません。
実際に使用する港は、
その日の天候や海況などを踏まえて決まります。
そして、
最初にもう一つだけ覚えておいてください。
来た港から、帰るとは限りません。
まずは、
この2つの港の仕組みから見ていきます。
1|伊豆大島は「元町港」と「岡田港」の2つ
東海汽船を利用して伊豆大島へ来る場合、
主な発着港は、
元町港
と
岡田港
の2か所です。
初めて予約した方の中には、
「港を選択し忘れた?」
「予約内容に港が書いていないけど大丈夫?」
と心配になる方もいるかもしれません。
でも、
元町港と岡田港のどちらを利用するかを、
予約時に旅行者が決めるものではありません。
その日の運航状況に合わせて、
実際に使用する港が決まります。
さらに、
行きと帰りで、
違う港を利用する場合もあります。
なので、
予約時点で、
「自分は元町港から旅行が始まる」
「帰りも岡田港だろう」
と決めてしまわなくて大丈夫です。
では、
なぜ一つの島で、
2つの港を使い分けているのでしょうか。
2|なぜ到着する港が当日に変わる?
伊豆大島は、
海に囲まれた島です。
当然、
島へ向かう船は、
風や波、その日の海の状態
の影響を受けます。
そこで、
当日の天候や海況などを踏まえ、
元町港・岡田港のどちらを利用するかが決まります。
今日の玄関口は、海が決める。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、
海と暮らす大島らしい仕組みでもあります。
例えば岡田港は、
島の北側に位置しています。
その西側には高い海岸壁があり、
大島で吹く西風の影響を軽減しやすい地形になっています。
ただし、
これは、
「西風が吹いたら必ず岡田港になる」
という意味ではありません。
実際の入出港地は、
その日の風や波などを含む状況を見ながら決められます。
つまり、
港が2つあるのは、
単に玄関口が二つ並んでいるからではありません。
**海の状態に合わせて使い分けられる、
2つの玄関口がある。**
そう考えると、
少し分かりやすくなります。
3|元町港と岡田港、何が違う?
どちらも伊豆大島の玄関口ですが、
場所も、
船を降りて最初に見る景色も違います。
元町港 | 岡田港 | |
|---|---|---|
位置 | 島の西側・元町地区 | 島の北部・岡田地区 |
周辺 | 町役場・観光協会・御神火温泉など | 岡田集落・日の出浜方面など |
旅の始まり方 | 町の中心側から始まる | 北側の海と集落から始まる |
地形の特徴 | 溶岩でできた岬を利用 | 西側の海岸壁が西風の影響を軽減 |
「どちらの港の方が便利?」
と考えたくなるかもしれませんが、
今回の記事では、
元町港=当たり
岡田港=不便
のような比べ方はしません。
それぞれ、
大島の違う表情から旅が始まります。
東京を夜に出る大型客船では、運航日に朝6時ごろ大島へ到着する便もあります。「そんなに早く着いて何をしよう?」という方は、早朝の島での過ごし方もあわせて確認してみてください。
元町港|船を降りた、その足元にも火山がある
元町港は、
島の西側にある港です。
町役場や観光協会、
飲食店や御神火温泉などがある元町地区に近く、
船を降りると、
大島の中心エリアから旅が始まります。
そして、
元町港にはもう一つ、
火山島らしい背景があります。
現在の元町港の桟橋は、
1338年頃の割れ目噴火で流れ出した溶岩によってできた岬
を利用して整備されています。
つまり、
船を降りた、その足元にも火山がある。
三原山まで行かなくても、
大島へ到着した最初の場所から、
すでに火山島の地形に触れていることになります。
ただし、
ここでは火山の歴史を深掘りしません。
元町港を見るときに、
一つだけ知っておくと面白い背景です。

岡田港|北の海から始まる、大島
一方、
岡田港は島の北側。
岡田集落や日の出浜に近く、
元町港とは違う景色から大島旅行が始まります。
こちらで知っておきたいのが、
港を囲む地形です。
岡田港の西側には、
高い海岸壁があります。
この地形によって、
大島で吹く西風の影響が軽減されます。
だからといって、
「岡田港は風に強いから必ずこちらを使う」
という単純な話ではありません。
ただ、
元町港と岡田港が、
島の違う方向にあることには意味がある。
海や風の状態と付き合いながら、
島への入口を使い分けてきたことが分かります。
岡田港に着いた日は、
北の海から、大島が始まる。
そう考えてみると、
「元町港じゃなかった」という感覚も少し変わります。

4|港はいつ分かる?確認方法は?
元町港になるのか。
岡田港になるのか。
旅行者にとって一番知りたいのは、
「結局、今日はどっち?」
ということだと思います。
基本は、
出発当日に、東海汽船の最新の運航情報を確認します。
東海汽船の「本日の運航状況」では、
大島へ向かう便なら、
到着港。
大島から帰る便なら、
出帆港。
を確認できます。
「出帆港」という言葉は、
普段あまり聞かないかもしれません。
意味はシンプルで、
出帆港=伊豆大島から船が出る港
です。
ここで大切なのは、
「毎朝○時に必ず決まる」
と時間を覚えることではありません。
天候や海況、
利用する便などによって案内のタイミングが変わる可能性があります。
なので旅行当日は、
SNSや以前の検索結果ではなく、
その日の最新の公式運航情報を見る。
これを習慣にしておけば大丈夫です。
当日の到着港・出帆港は、東海汽船公式の「本日の運航状況」から確認できます。旅行当日は、乗船する便の最新情報を必ず確認しておきましょう。
blissをご利用の方へ
blissでは、
基本的に当日の発着港を現地スタッフ側でも確認しています。
元町港・岡田港のどちらになった場合でも、
港送迎に対応しています。
そのため、
予約をした時点で、
「元町港じゃなかったらどうしよう」
「岡田港になったら迎えに来てもらえない?」
と必要以上に心配する必要はありません。
ただし、
bliss側でも確認しているからといって、
お客様自身が運航情報を見なくていいわけではありません。
**お客様も確認する。
bliss側でも確認する。**
この両方がある状態が一番安心です。
5|一番注意したいのは「帰りの港」
到着港を確認したら、
そこで安心して終わりではありません。
今回の記事で、
一番覚えておいてほしいことがあります。
来た港から、帰るとは限らない。
例えば、
朝は岡田港へ到着。
そこから一日大島を観光する。
でも、
帰りの船は元町港から出発。
そんなこともあります。
だから、
「朝は岡田港だったから、帰りも岡田港だろう」
と決めつけないでください。
大島旅行で覚えておくのは、
この3つだけで十分です。
① 予約時点で元町港・岡田港を決めつけない。
② 大島へ来る日は、到着港を確認する。
③ 帰る日は、もう一度「出帆港」を確認する。
特に大切なのが、
③ 帰る日の確認。
元町港と岡田港は、
同じ場所にある2つの桟橋ではありません。
島の西側と北側にある、
別々の港です。
間違った港へ行ってから、
「今日はこちらじゃなかった」
と気付くと、
船の時間に間に合わなくなる可能性もあります。
なので、
旅行最終日の朝は、
帰りの船の時間+出帆港
をセットで確認してください。

特に日帰り旅行では、帰りの船の時間と出帆港から逆算して一日の予定を組むことが大切です。限られた滞在時間をどう使うか考えている方はこちらも参考にしてください。
6|港が変わることまで、大島旅行の一部
初めて大島へ来るときは、
「できれば元町港がいい」
「予定していた港と違った」
と感じることもあるかもしれません。
でも、
どちらの港から始まるかで、
旅の最初に見る大島も少し変わります。
元町港なら、
町の中心側から始まる旅。
岡田港なら、
北側の海と岡田の集落から始まる旅。
だから、
「予定していた港じゃなかった」
ではなく、
「今日はここから大島が始まるんだ。」
くらいに考えてみてください。
島に到着する最初の景色は、
その日の海によって変わることがあります。
それも、
海に囲まれた伊豆大島らしさの一つです。
船の時間や港も含めて旅行日程を考えている方は、日帰り・1泊2日・2泊3日で大島の楽しみ方がどう変わるのかも比較してみてください。
ただし帰りだけは別。
旅の最後は、
雰囲気ではなく、
必ず最新の出帆港を確認する。
ここだけは忘れないでください。
今日の玄関口は、海が決める。
そして、
帰りの玄関口は、
帰る日にもう一度確認する。
これを覚えておけば、
元町港と岡田港を必要以上に難しく考えなくて大丈夫です。
「元町港・岡田港以前に、東京から伊豆大島へどう行けばいい?」という方は、船や飛行機を含めたアクセス方法から確認してみてください。
どちらの港でも、blissにお任せください。
伊豆大島では、その日の天候や海況などによって、元町港・岡田港のどちらを利用するかが決まります。
blissでは、基本的に当日の発着港を現地スタッフ側でも確認しています。
元町港・岡田港のどちらになった場合でも、
港への送迎はレンタカーサービスに含まれておりますので、ご安心ください。
「どちらの港に着くんだろう?」
「帰りはどちらから乗ればいい?」
そんな伊豆大島ならではの移動についても、LINEからお気軽にご相談ください。
島のことは、島のプロフェッショナルにお任せください。
※港送迎は基本的にご予約代表者様1名での対応となります。
小さなお子様をお連れの場合など、ご事情がある場合は個別に対応しておりますので、事前にLINEでご相談ください。
※送迎条件・対応可能時間については、ご予約時の案内をご確認ください。
参考資料
