1泊2日で、伊豆大島をどう回る?
**王道は押さえる。
でも、予定を詰め込みすぎない。**
伊豆大島は、
1泊2日でも十分に楽しめます。
でも、
限られた時間だからこそ、
やってしまいやすいのが、
「せっかく来たから、全部行こう」
という旅程。
三原山。
裏砂漠。
地層大切断面。
波浮港。
筆島。
大島公園。
温泉。
海岸。
行きたい場所を全部入れていくと、
1泊2日はすぐに予定でいっぱいになります。
そして、
三原山でもう少し歩きたかった。
波浮港が思ったより良かった。
海沿いで車を止めたくなった。
そんな時間が、
全部「予定外」になってしまいます。
だから今回紹介するのは、
全部を回るモデルコースではありません。
初めての伊豆大島で、
王道は押さえる。
でも、
景色が良ければ立ち止まれる。
気に入った場所があれば、
少し長く過ごせる。
そんな、
王道7割、余白3割。
くらいの1泊2日です。
基本は、
1日目に火山と島の南側。
2日目に北・東側を巡って港へ戻る。
という流れ。
船の到着時間や、
その日の天候、
到着港によって、
順番は変えて大丈夫です。
全部回るより、ちゃんと見る。
そのくらいの気持ちで、
旅程を組んでみてください。
1|まず見る。1泊2日の全体ルート
今回の基本ルートは、
次のように考えます。
DAY1|火山と南部
伊豆大島到着
↓
三原山
↓
ランチ
↓
地層大切断面
↓
波浮港
↓
宿・温泉
時間と天候に余裕があれば
筆島
または、
西海岸の夕日
を+1。
両方を無理に追加しなくて大丈夫です。
DAY2|北部・東部
宿を出発
↓
泉津の切通し
↓
大島公園
↓
港方面へ戻る
↓
ランチ・お土産
↓
レンタカー返却
↓
帰路へ
2日目は、
最後まで観光地を詰め込みません。
帰りの船に合わせて、
港周辺へ戻る時間そのものを、
旅程の余白として残します。
1泊2日は、「全部」より順番が大切。
特に初めての伊豆大島なら、
このくらいの密度から始める方が、
一つひとつの景色をちゃんと楽しめます。

2|DAY1|火山から、島の南へ。
1日目のテーマは、
「伊豆大島が火山島だと知る日」。
まず三原山で、
この島の中心にある火山景観を見る。
そのあと、
島の南側へ移動しながら、
地層。
港町。
海。
と、
景色を少しずつ変えていきます。
到着したその日に、
伊豆大島のいろいろな表情が見えるルートです。
到着後|まずレンタカーを受け取る
伊豆大島では、
その日の状況によって、
船が到着する港が変わることがあります。
そのため、
旅行前に決めた港だけを前提にせず、
当日の案内を確認してから動き始めます。
レンタカーを受け取ったら、
まず向かいたいのが、
三原山方面。
ただし、
船の到着が遅れた日や、
山側の天候・視界が良くない日は、
最初から予定どおりにする必要はありません。
その場合は、
南部を先に巡るなど、
順番を入れ替えます。
三原山|最初に「火山島」を見る
伊豆大島へ初めて来るなら、
三原山は、
やはり旅程へ入れておきたい場所の一つです。
でも、
ここで重要なのは、
「何分で見終わるか」を決めすぎないこと。
景色を眺めるだけなのか。
少し歩くのか。
火口周辺まで進むのか。
それによって、
必要な時間は変わります。
だから、
三原山で、
「もう少し歩いてみたい」
と思ったなら、
その気持ちを優先しても大丈夫です。
その代わり、
午後の予定を一つ減らします。
三原山を長く楽しんだら、後ろを削る。
これが、
今回のモデルコースの基本です。
三原山そのものの火山史や、
現在見えている景色がいつできたのかについては、
別の記事で詳しく紹介しています。
ランチ|店を固定しすぎない
三原山のあとに、
昼食を入れます。
ただし、
この記事では、
「○時にこの店」
という固定ルートにはしません。
営業日。
混雑。
その日の移動時間。
そして、
自分たちが何を食べたいか。
それによって決めれば大丈夫です。
モデルコースで大切なのは、
店を完全に決めておくことより、
昼食の時間を旅程の中に確保しておくこと。
です。
地層大切断面|火山を、今度は「時間」として見る
午後は、
島の南西側へ。
ここで立ち寄りたいのが、
地層大切断面。
三原山で見たのは、
現在の火山景観。
地層大切断面では、
その火山活動が積み重なってきた時間を、
道路沿いの大きな地層として見ることができます。
ここでは、
長い地質解説を覚える必要はありません。
「伊豆大島は、一度の噴火でできた島ではない」
ということだけ知ってから見ると、
景色の意味が少し変わります。
長時間歩く場所ではないので、
南部へ向かう途中の立ち寄りにも組み込みやすい場所です。
波浮港|火山の景色から、港町へ
そのまま島の南側へ進み、
波浮港へ。
ここまで来ると、
三原山や地層とは、
景色の雰囲気が一気に変わります。
港。
坂道。
町並み。
島の南側で暮らしてきた人たちの時間。
火山を見るだけでは分からない、
もう一つの伊豆大島があります。
そして、
波浮港が思っていたより気に入ったら、
ここで長く過ごしてもいい。
その場合は、
筆島や夕日を無理に追加しません。
「次へ行かなければ」
ではなく、
その場所にいたい時間を残す。
それが、
1泊2日でも旅を忙しくしすぎないコツです。

時間と天候が合えば、「+1」
ここまで回って、
まだ時間と体力に余裕があるなら、
追加するのは、
一つだけ。
例えば、
筆島
または、
西海岸の夕日。
ただし、
両方へ行くことを、
最初から目標にはしません。
三原山で長く過ごした。
波浮港が気に入った。
ランチをゆっくり楽しんだ。
それなら、
その時点ですでに、
十分な1日目です。
**「行けなかった場所」より、
「ちゃんと見た場所」を残す。**
夕方は、
宿や温泉へ向かい、
1日目を終えます。
3|DAY2|森を抜けて、港へ戻る。
2日目は、
1日目より少し余白を多くします。
テーマは、
「森と、島の暮らしを見る日」。
朝から観光地を詰め込むのではなく、
北・東側を巡りながら、
帰りの港へ少しずつ近づいていきます。
基本ルートは、
宿を出発
↓
泉津の切通し
↓
大島公園
↓
港方面へ戻る
↓
ランチ・お土産
↓
レンタカー返却
↓
帰路へ
です。
泉津の切通し|朝の短い立ち寄りから始める
2日目の最初は、
泉津の切通しへ。
大きな観光施設ではありません。
でも、
木々に囲まれた石段と、
その間を通る道には、
1日目の火山や海とは違う、
伊豆大島の静かな景色があります。
長時間滞在する場所というより、
朝の移動途中に立ち寄る場所。
くらいで考えると、
旅程にも組み込みやすいです。
大島公園|2日目は、ここを長くしてもいい
次は、
大島公園へ。
2日目の中では、
比較的ゆっくり時間を使いやすい場所です。
園内を歩いたり、
季節の植物を見たり、
子ども連れなら、
ここで少し長く過ごすのもいいと思います。
特に、
1日目をしっかり動いた翌日なら、
2日目は観光地の数を減らす。
という考え方もありです。
大島公園でゆっくりしたなら、
そのあと無理に別の場所を追加せず、
港方面へ戻ります。

帰りは、港へ戻る時間そのものを予定に入れる
帰りの船がある日は、
最後まで予定を詰め込まない方が安心です。
ランチ。
お土産。
レンタカー返却。
港への移動。
こうした時間まで含めて、
最後の1〜2時間は「帰るための時間」。
くらいに考えておきます。
伊豆大島では、
当日の状況によって出帆港が変わることがあります。
そのため、
「昨日着いた港から今日も帰る」
と決めつけず、
当日の案内を確認してから動きます。
4|このコースを、そのまま全部回らなくていい
モデルコースを見ると、
つい、
「全部行かなければ」
と思ってしまいます。
でも、
今回の記事で一番伝えたいのは、
むしろ逆です。
旅行では、
予定どおりにいかないことがあります。
船の到着が遅れた。
三原山で思ったより長く歩いた。
ランチが混んでいた。
波浮港が気に入った。
雨が降った。
風が強くなった。
子どもが疲れた。
そんなとき、
新しい予定を詰め込んで帳尻を合わせる必要はありません。
旅程が崩れたら、予定を足さない。削る。
例えば、
三原山を長く歩いた
→ 筆島を外す。
到着が遅れた
→ DAY1の立ち寄りを1か所減らす。
大島公園でゆっくりした
→ そのまま港方面へ戻る。
これで十分です。
むしろ、
予定を一つ減らしたことで、
その場所をちゃんと覚えて帰れることもあります。

5|天候・季節・子ども連れなら、こう変える
モデルコースは、
季節や同行者によって変えて大丈夫です。
夏なら
海へ行きたい場合は、
観光地に海水浴を追加するのではなく、
どこか1か所と入れ替える。
半日海で過ごすなら、
その日は観光地を減らします。
雨・強風なら
山側の天候が良くない日に、
無理に三原山へ行く必要はありません。
海沿い。
港町。
温泉。
その日の状況に合わせて、
順番を変えます。
旅程を変更することも、モデルコースの一部。
です。
子ども連れなら
大人だけの旅行より、
移動と観光地の数を減らす方が組みやすくなります。
例えば、
大島公園を長くする。
ランチ時間をしっかり取る。
車で休める時間を入れる。
それだけでも、
1泊2日の過ごしやすさは変わります。
6|1泊2日のレンタカーを予約する前に
旅程が見えてきたら、
最後にレンタカーの利用時間を確認します。
見ておきたいのは、
来島日
到着予定時間
帰りの船の時間
利用人数
希望車種
返却予定時間
です。
blissレンタカーの営業時間は、
9:00〜17:00。
夜間に車を利用することはできますが、
夜間返却はできません。
そのため、
2日目の帰りの時間から逆算して、
返却時間に余裕を持った旅程を組んでください。
また、
「そもそも自分の1泊2日にレンタカーが必要なのか」
迷っている場合は、
こちらの記事で旅行タイプ別に整理しています。
旅程が決まったら、空き状況を確認
1泊2日の流れが決まったら、
利用予定日の車種・空き状況を確認してみてください。
予定を決めすぎない旅も、伊豆大島にはよく似合う。
1泊2日でも、
伊豆大島は十分に楽しめます。
でも、
有名な場所を全部巡ることが、
旅の目的ではありません。
三原山で、
予定より長く景色を見た時間。
波浮港で、
もう少し歩いてみた時間。
海がきれいで、
思わず車を止めた時間。
そういう、
予定表にはなかった時間
も、
伊豆大島旅行の一部です。
だから、
このモデルコースも、
そのまま全部回らなくて大丈夫です。
**王道は押さえる。
でも、予定を詰め込みすぎない。**
そして、
**1泊2日で全部見るのではなく、
1泊2日で大島をちゃんと見る。**
そんな旅にしてみてください。
レンタカーを利用すると決まった方は、
現在の車種・空き状況を予約サイトから確認できます。
一方で、
「この便ならDAY1はどこまで行けそう?」
「この旅程は詰め込みすぎ?」
「何時間レンタカーを借りればいい?」
と迷った場合は、
bliss公式LINEからお気軽にご相談ください。
