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伊豆大島・裏砂漠の行き方|駐車場・歩行距離・服装・月と砂漠ラインを解説

伊豆大島・裏砂漠の行き方|駐車場・歩行距離・服装・月と砂漠ラインを解説

2026.07.20観光スポット観光三原山レンタカー絶景ハイキング火山伊豆大島裏砂漠月と砂漠ライン

はじめに|「裏砂漠へ行く」と決めたら、最初に入口を決める

伊豆大島の中でも、

特に印象に残る景色のひとつが、

裏砂漠。

黒い地面。

広い空。

植物の少ない大地。

写真を見て、

「ここへ行ってみたい」

と思う人も多いはずです。

でも、

実際に旅程へ入れようとすると、

最初にひとつ疑問が出てきます。

「裏砂漠って、どこから入ればいい?」

裏砂漠は、

車で景色の真ん中まで行って、

降りたらすぐ見学できる観光地ではありません。

基本は、

駐車場に車を停めて、そこから歩く。

そして重要なのが、

どこから歩き始めるかによって、距離がかなり変わる

ということです。

この記事では、

月と砂漠ライン側。

大島一周道路側。

それぞれの入口から、

どのくらい歩くのかを整理します。

さらに後半では、

服装や持ち物、

そして、

「なぜここだけ黒い景色が広がっているのか」

まで少しだけ見ていきます。

裏砂漠へ行く前に、

まず、

入口と距離を知る。

そこから始めましょう。


1|まず知っておきたい。裏砂漠は「車で中まで入る場所」ではない

裏砂漠は、

三原山の北東側に広がる、

火山灰やスコリアに覆われた地域です。

伊豆大島ジオパーク

そして、

ここへ行くときに、

最初に覚えておきたいことがあります。

裏砂漠の中まで、車で入って観光する場所ではありません。

裏砂漠を含む山頂カルデラ内は、

富士箱根伊豆国立公園の

特別保護地区

に指定されています。

火山監視観測車両や緊急車両を除き、

自動車・バイク・自転車などの車両乗り入れは禁止されています。

伊豆大島ジオパーク

つまり、

旅行者の基本的な流れは、

**車で駐車場へ

↓
そこから徒歩で裏砂漠へ**

です。

「レンタカーがあれば裏砂漠の真ん中まで行ける」

というイメージではありません。

むしろ、

車を降りて、

少しずつ景色が変わっていく中を歩く。

その時間も、

裏砂漠へ行く体験の一部です。



2|初めてなら「月と砂漠ライン」側からどう歩く?

裏砂漠へ向かう方法のひとつが、

月と砂漠ライン

です。

現在の大島町公式案内では、

月と砂漠ライン駐車場から、

第1展望台まで約0.7km。

さらに進んだ、

第2展望台まで約1.2km。

と案内されています。

大島町公式サイト

つまり、

駐車場へ車を停めて、

そこから徒歩で裏砂漠の展望ポイントへ向かいます。

歩行距離だけで比較すると、

後で紹介する一周道路側より、

かなり短いルートです。

そのため、

初めて裏砂漠へ行く人や、

旅程の中で歩行時間を抑えたい人なら、

月と砂漠ライン側から考えると組み立てやすい

と思います。

ただし、

距離が短いからといって、

普段の街歩きと同じ感覚で考えないこと。

裏砂漠周辺は、

舗装された市街地を歩く場所ではありません。

天候。

風。

足元。

その日の状況を見ながら、

無理のない範囲で進みます。


3|一周道路側から歩くと、どれくらい?

もうひとつの入口が、

大島一周道路側

です。

一周道路沿いにも、

裏砂漠へ向かうための駐車場があります。

ただし、

ここからの距離は、

月と砂漠ライン側とは大きく違います。

大島町の案内では、

駐車場から、

第1展望台まで約3km。

第2展望台まで約3.5km。

です。

大島町公式サイト

月と砂漠ライン側と比べると、

かなり長く歩くことになります。

整理すると、

入口

第1展望台

第2展望台

月と砂漠ライン側

約0.7km

約1.2km

一周道路側

約3.0km

約3.5km

同じ、

「裏砂漠へ行く」

という予定でも、

入口が変わるだけで、

歩行距離は大きく変わります。

だから、

裏砂漠を旅程に入れるときは、

**「裏砂漠へ行く」

ではなく、
「どこから裏砂漠へ入るか」**

まで決めておく。

これが大切です。

特に、

その日の予定に、

三原山。

波浮港。

海岸沿いのドライブ。

などを組み合わせるなら、

裏砂漠でどのくらい歩くのかによって、

一日の使い方も変わってきます。



4|所要時間・服装・持ち物は?

裏砂漠で必要な時間は、

「何分あれば大丈夫」

と一律には決められません。

月と砂漠ライン側なのか。

一周道路側なのか。

第1展望台までなのか。

第2展望台まで進むのか。

さらに、

途中で景色を眺めたり、

写真を撮ったりする時間でも変わります。

だから、

所要時間だけを見るより、

「今日は何km歩く予定なのか」

を先に考える方が分かりやすいです。

服装も、

普通の観光地より少しだけ「歩く場所」として準備しておきます。

歩きやすい靴。

飲み物。

日差し対策。

雨具。

そして、

風を防げる上着。

伊豆大島は風が強くなることがあり、

裏砂漠のように開けた場所では、

その影響を受けやすくなります。

晴れているから、

何も準備しなくていい。

ではなく、

晴れていても、歩ける準備をして行く。

それくらいがちょうどいいです。


裏砂漠を歩くうえでも、

この島の「風」は無視できません。

伊豆大島では、

季節によって強い風が吹き、

島の景色そのものにも影響を与えてきました。

「伊豆大島の景色をつくる風の話を読む」


5|なぜ、ここだけ黒い景色が広がる?

裏砂漠へ着くと、

まず目に入るのが、

黒い地面です。

でも、

この景色は、

単純に

「噴火して黒くなった」

だけではありません。

地表には、

火山灰やスコリアなどの火山噴出物が積もっています。

さらに、

強い風。

雨。

そうした力によって、

地表は今も動き続けています。

そのため植物の種や芽生えが定着しにくく、

広い範囲で、

植物の少ない黒い景色が残ってきました。

つまり、

裏砂漠は、火山だけでできた景色ではない。

火山が材料をつくり、

風や雨が、

その景色を変え続けてきた。

それが、

現在見えている裏砂漠です。

ただし、

この記事では、

ここを深掘りしすぎません。

「なぜ黒いのか」

「なぜ植物が少ないのか」

「風はどう関係しているのか」

については、

別の記事で詳しく紹介しています。

「火山と風が裏砂漠をつくった理由を読む」



6|裏砂漠は「完成した景色」ではない

裏砂漠を見ると、

ずっと昔から、

この黒い景色が続いてきたように感じるかもしれません。

でも、

裏砂漠も変化しています。

1986年の噴火では、

裏砂漠にもスコリアが積もりました。

そして、

そこから時間が経った現在、

黒い地面の中には、

少しずつ植物が戻ってきている場所もあります。

だから、

裏砂漠へ行ったら、

黒い大地だけを見るのではなく、

少し足元や周囲にも目を向けてみてください。

その中に、

小さな緑が見えるかもしれません。

裏砂漠は、完成した景色ではない。

噴火する。

地面が変わる。

風が吹く。

雨が降る。

植物が戻る。

また景色が変わっていく。

その途中を、

私たちは見ています。

だから、

「何もない場所」

ではありません。

**何もないように見える場所で、

今も変化が続いている。**

そこまで知ってから歩くと、

裏砂漠の見え方も少し変わります。



三原山と一緒に見ると、裏砂漠はもっと分かりやすい

裏砂漠だけを見ても、

十分に印象的です。

でも、

その前後に三原山を見ると、

さらに理解しやすくなります。

三原山では、

火口。

溶岩。

噴火によってできた地形を見る。

裏砂漠では、

そこから出た火山噴出物が、

風や雨の影響を受けながら、

広い黒い景色をつくっている。

同じ「火山」を、

違う場所から見ることができます。

「三原山の景色がいつできたのかを読む」


裏砂漠へ行く前に、最後に確認したいこと

裏砂漠へ行く日は、

入口だけでなく、

その日の天候や現地状況

も確認してください。

特に、

強風。

雨。

視界不良。

こうした状況では、

無理に予定どおり進む必要はありません。

裏砂漠は、

写真を1枚撮るために、

何が何でも行かなければならない場所ではないからです。

安全に歩ける状況で、

自分の旅程に合った入口と距離を選ぶ。

それが一番です。


裏砂漠へ行く前に、

覚えておきたいのは、

難しい火山の知識ではありません。

まず、

どこから入るか。

そして、

どこまで歩くか。

それが分かれば、

裏砂漠は、

ずっと旅程に入れやすくなります。

そして、

実際に現地へ着いたら、

今度は少しだけ、

景色の意味を見てみる。

黒い地面。

強い風。

その中に戻り始めた植物。

「何もない」では終わらない。

それが、

裏砂漠です。


行き方が分かると、景色の楽しみ方も変わる。

裏砂漠は、

入口や歩く距離を知っておくことで、

旅程へ組み込みやすくなります。

三原山と一緒に巡るか。

海沿いのドライブと組み合わせるか。

その日の天候や時間によっても、

過ごし方は変わります。

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