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伊豆大島の観光スポット12選|初めて行くなら知っておきたい島の見どころ

伊豆大島の観光スポット12選|初めて行くなら知っておきたい島の見どころ

2026.07.17初めての伊豆大島観光スポットモデルコース雨の日の過ごし方伊豆大島絶景三原山裏砂漠伊豆大島レンタカー

はじめに|12か所を全部回らなくていい

伊豆大島へ行こうと思ったとき、

最初に迷うのが、

「結局、どこへ行けばいい?」

だと思います。

三原山。

裏砂漠。

海。

温泉。

港町。

椿。

調べるほど、

行ってみたい場所は増えていきます。

でも、

今回紹介する12か所を、

全部急いで回る必要はありません。

この12か所は、

観光スポットのランキングではないからです。

それぞれ、

違う角度から

「伊豆大島とは、どんな島なのか」

を見られる場所として選びました。

火山を見たいなら、

三原山。

火山と風がつくった景色なら、

裏砂漠。

長い噴火の歴史なら、

地層大切断面。

火山のかけらが海まで来た姿なら、

砂の浜。

今の大島より古い火山の痕跡なら、

筆島。

そして、

火山地形の上に人の暮らしができた場所なら、

波浮港。

同じ島でも、

見る場所を変えると、

大島の見え方も変わります。

この記事では、

単に

「おすすめです」

で終わらず、

「ここへ行ったら、何を見ると面白い?」

を12か所それぞれ紹介します。

気になった場所が見つかったら、

そこから詳しい記事へ進んでください。


1|まず知っておきたい。伊豆大島は「火山がつくった島」

伊豆大島を初めて巡るなら、

まず一つ知っておくと、

他の景色まで理解しやすくなることがあります。

伊豆大島は、火山の島。

三原山だけが火山なのではありません。

黒い大地。

地層。

砂浜。

崖。

島のさまざまな場所に、

火山活動の痕跡が残っています。

最初の4か所は、

同じ「火山」を、

違う角度から見られる場所です。


01|三原山

「今」の火山を見る。

伊豆大島を象徴する三原山は、山頂カルデラ内にある中央火口丘です。山頂部の最高峰は三原新山・標高758m。中央には直径約300〜350m、深さ約200mの火口があり、過去の噴火で流れた溶岩も見ることができます。

伊豆大島ジオパーク

ここで見てほしいのは、

「山の高さ」だけではありません。

地面そのものが、火山活動で作られてきたこと。

溶岩。

火口。

そこへ戻り始めた植物。

火山島の現在を、

一番分かりやすく感じられる場所です。

「三原山をもっと詳しく見る」


02|裏砂漠

火山と風がつくる、黒い大地を見る。

三原山の北東側に広がる裏砂漠。

黒い地表を覆っているのは、

火山灰やスコリアです。

でも、

「噴火したから植物が少ない」

だけではありません。

伊豆大島では強い風が吹き、さらに雨水によって地表も動き続けるため、植物の種や芽生えが定着しにくい環境が続いてきました。現在は1986年噴火後から植生の回復も進んでいます。

伊豆大島ジオパーク

つまり、

裏砂漠は、火山だけではなく風もつくっている。

ただ「黒い絶景」を見る場所から、

自然が今も変化し続けている場所へ。

そう見ると、

かなり印象が変わります。

「裏砂漠が黒く、植物が少ない理由を読む」


03|地層大切断面

道路の横で、約1万8000年を見る。

島一周道路を走っていると、

突然現れる巨大な縞模様。

地層大切断面には、

過去約1万8000年間に起きた、

100回を超える大規模噴火

の噴出物が記録されています。1953年の道路建設で山を削ったことで、この断面が現れました。

伊豆大島ジオパーク

見た目から、

「バームクーヘン」

とも呼ばれます。

でも、

縞一本=噴火一回ではありません。

スコリア。

火山灰。

そして、

噴火のない時期にできた土壌。

その組み合わせを見ると、

ここに残っているのが、

噴火だけではなく

時間そのもの

だと分かります。

「約1万8000年の地層を詳しく読む」


04|砂の浜

火山のかけらが、海まで来た場所を見る。

「砂の浜」は、

さのはま

と読みます。

約1km続く、

伊豆大島で最も長い砂浜です。

その黒い砂は、火山灰や火山砂、細かく砕けた溶岩などが沢を下って海まで運ばれ、堆積したもの。玄武岩質の火山噴出物を主体とするため、浜全体が黒く見えます。

伊豆大島ジオパーク

つまり、

地層大切断面に積み重なっていた火山の物質が、

別の場所では、

海まで運ばれて「砂」になっている。

砂の浜へ行ったら、

海だけではなく、

一度、

足元も見てみてください。

「火山のかけらが黒い砂浜になるまでを読む」


2|海岸へ行くと、「今の大島より前」まで見えてくる

火山の島を見るなら、

三原山だけではありません。

海岸へ行くと、

さらに長い時間が見えてきます。

今の伊豆大島ができる前から存在した火山。

噴火でできた火口が、

湖になり、

やがて港町になった場所。

次の2か所は、

火山がつくった地形の“その後”

を見る場所です。


05|筆島

今の伊豆大島より古い火山を見る。

海から、

一本の筆の穂先のような岩が立つ、

筆島。

でも、

ただ形が面白い岩ではありません。

この地域には、現在の伊豆大島火山より古い筆島火山が存在し、数十万年前まで活動していました。現在海上に残る筆島は、その火山の火道にあった硬い岩が侵食に耐えて残ったものと考えられています。

伊豆大島ジオパーク

つまり、

目の前に立っている岩は、

消えていった古い火山の一部。

「筆みたいな岩」

から、

大島ができる前の時間へ。

ここも、

知ってから見ると大きく印象が変わる場所です。

「筆島に残る古い火山の痕跡を読む」


06|波浮港

火口が、港町になった場所を見る。

静かな水面と、

坂道に続く町並み。

波浮港だけを見ると、

昔からここに港があったように感じます。

でも、

最初から港だったわけではありません。

もともとはマグマ水蒸気噴火でできた火口で、その後に地下水がたまり**火口湖「波浮の池」**になりました。1703年の元禄地震による津波で海とつながり、その後、人の手で港口が整備され、1800年に波浮港が開港しました。

大島町公式サイト

つまり、

**火口。

湖。
海。
港。
そして、町。**

自然がつくった地形へ、

人の暮らしが重なった場所です。

波浮港へ行ったら、

港町だけでなく、

一度高い場所から、

港全体の丸い形

も眺めてみてください。

「火口から港町になった波浮港の歴史を読む」


3|火山がつくった島で、人はどう暮らしてきた?

ここまで見てきたのは、

火山。

地層。

黒い砂。

古い火山の痕跡。

そして、

火口から生まれた港。

でも、

島の景色は、

自然だけでは完成しません。

その土地に人が住み、

道をつくり、

木を使い、

作物を育てる。

ここからは、

**火山がつくった土地の上に、

人の暮らしがどう重なったのか。**

を見ていきます。


07|泉津の切通し

森の中に残る、「人が通った道」を見る。

大きな木の根が左右から伸び、

その間を細い道が通る、

泉津の切通し。

写真だけを見ると、

「幻想的な森」

という印象が強い場所です。

でも、

ここで見てほしいのは、

森そのものと、人が使ってきた道が重なっていること。

木。

根。

土。

その間を通る一本の道。

派手な絶景ではありません。

だからこそ、

島の日常に近い景色があります。

「泉津の切通しをもっと詳しく見る」


08|大島公園

「椿の島」を、花だけで終わらせない。

伊豆大島と聞いて、

椿を思い浮かべる人も多いと思います。

大島公園は、

その椿を実際に見る入口のひとつ。

でも、

大島の椿は、

ただ観賞するための植物ではありません。

椿油。

防風林。

暮らしの中の道具。

長い時間、

島の生活と結びついてきました。

だから、

大島公園で椿を見たあとに、

「なぜこの島には、こんなに椿があるんだろう?」

まで考えてみる。

そこから、

大島の暮らしが見えてきます。

「椿が島の暮らしにどう使われてきたかを読む」

「畑を囲む椿の理由を読む」


09|サンセットパームライン

「目的地」ではなく、走っている時間を楽しむ。

西海岸を走る、

サンセットパームライン。

ここでは、

どこか一か所に到着することより、

夕方の海沿いを走る時間そのもの

を楽しんでほしい場所です。

海。

空。

光。

道路。

同じ道でも、

時間帯が変わるだけで、

景色の印象も変わります。

観光地を次々に回るだけではなく、

少しゆっくり走る。

そんな時間も、

伊豆大島の旅の一部です。

「島を走るドライブコースを見る」


4|最後は、「見る」だけではなく島を体験する

伊豆大島を知る方法は、

景色を見ることだけではありません。

温泉に入る。

海辺で過ごす。

島で育ったものを食べる。

最後の3か所は、

島を自分の身体で感じる場所。

です。


10|元町浜の湯

火山島の「熱」を、自分の身体で感じる。

元町の海沿いにある、

露天温泉・浜の湯。

海を眺めながら入れる温泉として知られています。

でも、

大島の温泉を、

ただの「絶景温泉」で終わらせるのは、

少しもったいない。

この島には、

地下に火山の熱があります。

その熱と、

地下へ染み込んだ水。

**目で見ていた火山を、

今度は身体で感じる。**

三原山から始まったこの記事の流れが、

ここで温泉につながります。

※浜の湯は男女混浴のため、水着着用が必要です。

「火山島で温泉が湧く理由を読む」


11|弘法浜

観光地ではなく、「島の日常に近い海」を見る。

元町の近くにある、

弘法浜。

夏には海水浴場として利用されますが、

ここで見てほしいのは、

海だけではありません。

町から近く、

島民の暮らしとの距離も近い海。

有名な景勝地とは、

少し違う魅力があります。

**旅先の海ではなく、

誰かの日常にある海。**

そんな視点で立ってみると、

伊豆大島が、

観光地ではなく、

「人が暮らしている島」

として見えてきます。

【施設情報など弘法浜完全ガイドを見る】


12|ぶらっとハウス

最後は、「島で育ったもの」を見る。

旅の途中で立ち寄りたい、

ぶらっとハウス。

島内で採れた野菜や、

花、

大島牛乳などが並ぶ直売所です。

観光スポットというと、

景色ばかりを探しがちです。

でも、

畑で何が育っているのか。

どんなものが売られているのか。

何を食べて暮らしているのか。

そこにも、

島の特徴があります。

**景色を見るだけではなく、

島で育ったものを見る。**

旅の最後に、

暮らしへ一歩近づける場所です。

「大島牛乳の歴史を読む」


12か所、全部行かなくてもいい

ここまで、

12か所を紹介しました。

でも、

最初にも書いた通り、

全部回る必要はありません。

火山が気になったなら、

三原山と地層大切断面。

黒い景色が気になったなら、

裏砂漠と砂の浜。

歴史が気になったなら、

筆島と波浮港。

暮らしが気になったなら、

大島公園とぶらっとハウス。

夕方をゆっくり過ごしたいなら、

サンセットパームラインと浜の湯。

旅の組み方は、

一つではありません。

大切なのは、

観光スポットの数を消化することではなく、

「自分は、大島の何が気になるんだろう?」

を見つけることです。


初めての伊豆大島で、ひとつだけ覚えてほしいこと

伊豆大島は、

「三原山がある島」

だけではありません。

火山が、

土地をつくる。

風が、

景色を変える。

雨が、

火山のかけらを海まで運ぶ。

その土地に、

人が住む。

道をつくる。

港をつくる。

椿を使う。

作物を育てる。

温泉に入る。

そうして、

今の伊豆大島があります。

だから、

観光スポットを巡るときも、

「ここはきれいだった」

だけで終わらず、

一度だけ、

「なぜ、この景色になったんだろう?」

と考えてみてください。

同じ場所でも、

少しだけ、

見えるものが増えていきます。


行きたい場所が決まったら、その間の道も旅にする。

伊豆大島は、

一周して終わる島ではありません。

気になった場所で止まる。

海がきれいなら、

少し寄り道する。

夕方になったら、

西海岸へ向かう。

そんなふうに、

自分のペースで動けることも、

島旅の面白さです。

どこを回ればいいか。

どれくらい時間が必要か。

旅程に迷ったときは、

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**目的地だけでなく、

その途中にも大島があります。**

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伊豆大島の海岸道路